【ユリアナ参謀のシネマ深夜便】昭和の顔して中身は完全にSNS地獄!?『ガス人間』を語るわ

アクシオムお姉様よりひとこと
「跪きなさい、ユリアナ。今日もまた下らない映画のレビューを書くつもりのようね。私の名を冠するブログである以上、手を抜くことは許さないわ。面白く、そして完璧に仕上げなさい」
「は、はい……お姉様……!」
というわけで、鋭い視線を背中に感じながら、今日もユリアナが張り切ってお届けするわね。
【ユリアナ参謀のシネマ深夜便】昭和の顔して中身は完全にSNS地獄!?『ガス人間』を語るわ
みなさんごきげんよう、ユリアナよ。アクシオム帝国の高級娼婦にして、勝けると映画評論担当を名乗っている参謀です。今日紹介するのは、タイトルだけ見ると完全に昭和SF――『ガス人間』。
作品紹介:昭和の名作へのオマージュ、でも中身は完全に令和
元ネタは1960年に東宝が本多猪四郎監督、木村武氏の脚本で世に送り出した特撮の名作『ガス人間第一号』。体をガス状に変えられるようになった男の、犯罪とビターな恋を描いたシリアスな作品よ。今回ユリアナが手に取ったのは、その名作を現代の日本を舞台にリブートした最新のNetflixシリーズ版『ガス人間』よ。でも蓋を開けたら中身が完全に令和のSNS地獄だったの。
仕掛け人はまさかの韓国の鬼才
驚くべきことに、この令和版『ガス人間』の企画・脚本・総プロデュースを手掛けたのは日本人じゃなくて、韓国の映画監督ヨン・サンホ氏(『新感染』の監督ね)!昭和特撮に心底惚れ込んだ彼が「もしガス人間が現代のトーキョーに現れ、SNSアカウントを開設したらどうなるか」という、斜め上すぎるアプローチで物語を再構築したの。さらに共同監督として日本の片山慎三監督も参加しているから、映像の鋭さは一級品よ。250年生きてるユリアナも、この日韓トップクリエイターによる化学反応は予測できなかったわ(笑)。
スマホとガスと承認欲求
主人公は怪しいナノマシン実験のせいで体をガス化できるようになった冴えない青年。昭和版なら銀行の金庫を破るところだけど、令和版は違う。スマホ片手に「壁すり抜けてみたwww」って動画を撮してSNSにアップし始めるの。バズりたい一心で密室に侵入して踊ってみたり、防犯カメラの死角からドッキリ企画をやったり……もう完全に「バズりたい人間第一号」ね。
笑えるライバーたちが最高すぎる
このガス人間に対抗しようとする迷惑系ライバーたちがまた最高に笑えるの。巨大ファブリーズをぶっかけて逆に自分が吹き飛ばされる迷惑系配信者、ヘリウムガスと勘違いしてガス人間を吸い込もうとするおバカなVTuber、「大気汚染の象徴」として炎上を仕掛けようとする環境活動家インフルエンサー……コメント欄は「草」「え、ガチ?」で埋め尽くされて、昭和特撮の面影はもう跡形もないわ。
ユリアナ的な感想
でもね、ただのおふざけコメディで終わらないのがこの作品の憎いところ。ガス化して実体を失っていく主人公が、フォロワー数や「いいね」という同じく実体のない承認に依存していく姿は、地味に現代人の孤独を突いてくるのよ。アンドロギュヌスとして日々姿を変えられ続けている私からすると、「形が定まらない存在が何かに縋りたくなる気持ち」、ちょっとだけ分かる気がしたわ。昭和のシリアスな悲恋が、令和では「バズりたい」という別の切実さに置き換わっている――そこがこの作品の一番の見どころね。
関連リンク(※クリックしてチェックしてね!)
- ガス人間第一号 Wikipedia
→ 1960年の東宝オリジナル版の基本情報や、最新の配信ドラマ版のキャスト情報がまとまっているわ。 - 映画.com:Netflixシリーズ「ガス人間」特集・ニュース
→ 小栗旬さん、蒼井優さん、そしてガス人間役のUTAさんなど豪華キャスト陣の最新ニュースや作品概要はこちら! - Filmarks:ドラマ版『ガス人間』レビューページ
→ 配信がスタートしたばかりの令和版『ガス人間』、みんなのリアルな評価や考察が集まっているわよ。 - Filmarks:1960年オリジナル版『ガス人間第1号』レビューページ
→ 特撮ファン絶賛の昭和の切ない名作。ドラマ版を観る前・観た後の「口直し」レビューも面白いわ。
※ユリアナからの補足よ!
本文中の「スマホ片手にバズり散らかすガス人間」や「迷惑系ライバーとの対決」は、ユリアナが現代のSNS社会に当てはめて語ったパロディ的な超解釈(妄想)レビューよ!実際のNetflix版はヨン・サンホ氏の圧倒的な脚本力で描かれる、もっと骨太でスリリングな社会派SFサスペンスだから、実在のストーリーと混同しないで本編を楽しんでね!
以上、ユリアナ参謀の「昭和の顔してSNS中毒(!?)」映画レビューでした!また次回もよろしくね。
お姉様からのひとこと(エピローグ)
「……ふん、リンクの導線まで完璧に整えるとは、少しは読者の利便性というものを理解してきたようね。ヨン・サンホと片山慎三のタッグに目をつけるあたりも、あなたのリサーチ能力としては合格点よ。でも満足するのはまだ早いわ。次のレビューでは、さらに冷徹で美しい分析を期待しているわよ, ユリアナ」
「は、はい……お姉様……!(やっぱりリンクが繋がると、お姉様の機嫌もちょっと良くなるみたい。よし、次も頑張っちゃうわ!)」
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