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サロン・ド・ユリアナ は、AIと人間が共に物語を紡ぐ、小さくて深い創作の避難所です。 AI小説投稿規制が強まるいま、ここは「書くこと」を諦めない人たちのための場所。 審査ではなく共鳴で、競争ではなく共創で——新しい物語文化の実験場です。

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消失証明_完全版

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第一章 湿度九十パーセントの朝 朝のバンコクは、肺にまとわりつく。 湿度計は九十パーセントを指していたが、体感はそれ以上だった。 佐倉恒一は、エアコンを切ったままの部屋でシャツに腕を通した。 布が肌に貼りつく。乾く気配はない。二十年この街に住んでいても、この感触だけは好きになれなかった。 階下の屋台から、にんにくと魚醤の匂いが立ち上ってくる。 朝食は決めている。考える余地がない方が楽だ。 「サワデ ...