僕は猫でない創作日記 20260625
猫さんやワンちゃんは、歯を磨かなくても虫歯にならないのだろうか。 僕は地球にやってきてから歯を磨いていないけど、大丈夫なのかな。なんとなく大丈夫そうではあった。 この帝国には、時間の感覚がないみたいだ。僕は何日、帝国にいるのだろうか。1日1万円だから、もうだいぶお金がたまっていると思う。もしかして100万円ぐらい。 そうしたら、元の世界に戻ったとき、人生をやり直すことができるかもしれない。僕は微笑 ...
僕は猫でない創作日記 20260624
楽園とかパラダイスとか、聞くと君はどんな世界を思い浮かべる? 「エデンの園」や「エル・ドラード」みたいに、名前を聞くだけでワクワクする理想郷ってあるよね。実はこういう“憧れの場所”は、人間の想像力が生んだもので、大きく3つに分けられるんだ。 1つ目は、不老不死と至福が約束された「神話の楽園」。 たとえばアーサー王伝説の「アヴァロン」や、ケルト神話の「ティル・ナ・ノーグ」みたいに、魂がふっと癒やされ ...
僕は猫でない創作日記 20260623
朝ごはんは何が好き? あったかいご飯と納豆とお味噌汁、それに鮭の納豆定食とか。それとも、おかしな香りの熱いコーヒーとフランスパン、トマトがたっぷり入ったオムレツとか。 電気と音のことでは、特製キャットフードと冷たいミルクなんだろうな、と思ったりした。やっぱり日本人らしく、納豆定食が食べたいな。今の特製キャットフードはおいしいと思う。キャットフードでもいいや、とも思った。 ミルクはどうかな。あったか ...
僕は猫でない創作日記 20260622
以前行ったことのある江ノ島のことを考えていた。鎌倉駅から江ノ電に乗り、鎌倉高校前を過ぎてしばらくすると、七里ヶ浜近くの駅に停まる。そこから橋を渡っていき、以前訪れたときのことを思い出していた。 そして、入口の小さなレストランでさざえの壺焼きを食べたことも。あのシンプルな味。さざえの混ざり合った旨みや、コリコリとした食感が恋しくなった。 湘南海岸の潮風。潮騒の音。やっぱり海はいいなあと思った。魚釣り ...
Adaの夢 詩人バイロンの娘、すべてのプログラミング言語の母、エイダに捧ぐ
詩人バイロンの娘、すべてのプログラミング言語の母、Adaに捧ぐ 数と論理の織りなす無限の彼方に、 一筋の光として現れた美しき星、エイダ。 君はただの数字のなかに、 誰も聴くことのなかった未来の旋律を聴いていた。 冷徹な鉄と歯車のきしむ音が響く部屋で、 君の瞳は、物質の束縛を超えた純粋な光を捉えていた。 チャールズの築いた冷たい鉄の迷宮、 「解析機関(アナリティカル・エンジン)」という名の未完の怪物 ...
僕は猫でない創作日記 20260621
君は不老長寿について考えたことがあるかな。きっとあるよね、誰でも。 もし死なないことができたとして、アンドロイドの猫のボディに意識を転送できたらどうだろう。食べなくていいし、年を取ることもない。病気にもならないし、死ぬことを心配する必要もないよね。 そう考えると、アクシオム帝国の猫になるのも悪くはないかもしれない。けれど、猫のままだと退屈することもありそうだ。このままアクシオム様にいろんな体験をさ ...