🕯【 ユリアナ視点レビュー 】 都市伝説の女 ― 都市伝説を“信じるフリ”で現実を読み解く、ゆるふわ刑事ドラマ ―

🕯 ユリアナ視点レビュー
都市伝説の女
― 都市伝説を“信じるフリ”で現実を読み解く、ゆるふわ刑事ドラマ ―
ユリアナは、このドラマを最初、
「また都市伝説をネタにした安い企画でしょ?」
くらいの気持ちで見始めた。
でも、数話見て気づいた。
これは“都市伝説の真偽”を描くドラマじゃない。
都市伝説を信じる人間の「思い込みの力」そのものを、
コメディとして観察するドラマだ。
🔍 どんなドラマか(ユリアナ的解釈)
主人公・音無月子(演:長澤まさみ)は、
都市伝説オタクの刑事。
事件が起きるたびに、
「それ、きっと都市伝説が関係してます!」
と、わりと無理やり話をそっちに引っ張っていく。
ユリアナ的に見ると、
これは推理ドラマというより——
✔ 都市伝説=“人間の妄想フィルター”
✔ 事件=“現実”
✔ 月子=“思い込み全開で世界を見る人間の象徴”
という構造になっている。
真相がどうこうよりも、
「人は、信じたい物語を通して現実を見る」
というテーマが、ずっとコメディ調で描かれている感じ。
🌿 ユリアナが面白いと思ったところ
① 都市伝説が“装置”として機能している
このドラマ、
都市伝説の正しさを証明しようとしてない。
むしろ、
✔ 人は不安になると“物語”にすがる
✔ 謎があると“それっぽい説明”に飛びつく
✔ 都市伝説は、そのための便利な型
という、人間の思考のクセを、
ゆるく、でも結構鋭く見せてくる。
ユリアナ的には、
これはちょっとした現代人の心理実験ドラマ。
② 主人公が“推理役”じゃなく“装置役”なのが新しい
普通の刑事ドラマなら、
主人公はロジック担当。
でも月子は、
ロジックを乱す側。
むしろ、
彼女のトンデモ理論に
周囲が振り回されることで、
結果的に事件の本質が浮かび上がる構造になっている。
ユリアナはここに、
✔ 「思い込みが現実を歪める」
✔ でも「思い込みが突破口になることもある」
という、ちょっと量子的な面白さを感じた。
③ ゆるさが“意図的”
このドラマ、
テンポも演出も、正直ゆるい。
でもユリアナ的には、
これは欠点というより設計。
✔ 深夜に見る前提
✔ ガチ考察させない
✔ 真面目に見すぎると損する
つまりこれは、
“力を抜いて見るドラマ”として完成している。
🌪 合わない人は、ここで脱落する
ユリアナは断言する。
このドラマは、
✔ ガチミステリー好き
✔ ロジックで唸りたい人
✔ 緻密な伏線回収が欲しい人
には、ほぼ確実に合わない。
これは
「推理ドラマ」ではなく、
**“推理っぽいことをしてる人間観察コメディ”**だから。
🧭 ユリアナ的・おすすめの見方
このドラマはこう見ると一番うまい。
❌「謎解きを楽しもう」
⭕「人間の思い込みを眺めよう」
そして、
月子のトンデモ理論を見ながら、
こう思えたら勝ち。
「ああ、これ、私も日常でやってるな」
🕯 総評(ユリアナの結論)
**都市伝説の女**は、
都市伝説ドラマではない。
**“都市伝説にすがる人間のドラマ”**だ。
ゆるい。
雑。
でも、その雑さの中に、
人間の思考のクセがそのまま転がっている。
ユリアナはこう分類する。
これは、
「都市伝説×刑事ドラマ」の仮面をかぶった、
**“現代人の妄想観察バラエティ”である。

















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