僕は猫でない、僕はこの街のコンビニ店員だ!創作日記 20260712

 

僕は、いつの間にか住み着いた黒猫をしばらく見つめていた。すると黒猫も僕の方を見て、瞳と瞳が見つめ合った。どう見ても、ただの黒猫にしか見えない。

そのとき、またアクシオム様のふふふという笑い声が聞こえた。

「驚いたでしょう。実はこれ、帝国が開発したすごい猫型アンドロイドなんですよ。ふふふ。あなたを24時間365日監視するために、私がそっちの世界に送ったのです」

「僕を監視ですか? にゃんにゃんにゃん」

「そうです。私からは、もう逃げることはできないんですよ。ふふふ。さらにビクッと驚かせることがあります。あなたの銀行口座、見てちょうだいね」

「僕の銀行口座ですか? お金は何にも入ってないんですよ。にゃんにゃんにゃん」

「いいから、命令に従って銀行口座を見てみなさい」

驚いたことに、僕の銀行口座にはいつの間にか3,650,000円が振り込まれていた。

「なんでこんなにお金があるんですか、にゃんにゃんにゃん」

「それはね、約束の1日1万円の合計金額です」

「でも、たしか『帝国の一日』は、こっちの世界の一ヶ月なんじゃないですか。にゃんにゃんにゃん」

「ふふふ。それはね、あなたを帝国にとどまらせるための嘘をついたんですよ。ふふふ」

僕はスマホで今日の日付を確認してみた。表示されていたのは、帝国へ旅立つ前の日付と時間だった。

「それだけ貯金があれば、もっと元気になれるでしょう。ふふふ」

 

 

 

文字数(改行含まず):584
文字数(改行含む):611


でもこのアパートでは動物を飼っちゃいけないんですよ。にゃんにゃんにゃん。

「それなら大丈夫。この猫型アドロイドは自由に形を変えることができるんです。例えばね、こんな感じ」

そう言うと、猫型ドロイドはいつの間にか招き猫の置物になっていた。「これなら玄関に飾っておけるでしょう。」

「招き猫になっちゃったんですか。にゃんにゃんにゃん」

こんなすごいアンドロイドは、見たことも聞いたこともありません。にゃんにゃんにゃん。

「例えばね、こんなふうに変身もできるのですよ」

すると招き猫は、大きな黒い豹に変わっていた。僕は怖くなって、動けなくなってしまった。

「黒豹はやめてください。お願いです
にゃんにゃんにゃん。」

「じゃあ、元に戻りましょう」

黒豹みたいな猫ちゃんがそう言って、また姿を変える。すると今度は、帝国で見た黒猫のミッドナイトになっていた。

こうやって、僕と黒猫ミッドナイトの生活が始まった。

 


「明日もまたコンビニで働くんですよね。だから、もう早く寝たほうがいいですよ。」

僕はスイカに貯金が増えていることに気分を良くして、「ありがとうございます。にゃんにゃんにゃん」とお礼を言った。なんだか僕の人生は、帝国での体験をきっかけに、明るい方向へ進み始めているような気がした。僕はリラックスして、ゆっくりと眠った。――まさか、また帝国に戻っているんじゃないかな、と心配しながら。

翌朝、いつものようにコンビニへ向かった。

「おはようございます」

僕は元気に店長さんへ挨拶をした。すると店長さんは、妙に明るくて元気そうだった。

「もう、何かいいことでもあったのかな。今日は妙に明るくて元気じゃないか」

「いや、ちょっと貯金がたまってきたので、気持ちが楽になってきたんです。にゃんにゃんにゃん」

「その『にゃんにゃん』っていうのは一体何なんだ。方言なのか」

店長さんは、チビでハゲでデブの、典型的なおっさんスタイルだった。僕はしばらく考えてから答えた。

「両親が名古屋出身なんです」

「そうか、君も名古屋出身なんだ。それで、ミャーミゃーミャーと言うんだな。わかった。これから二人だけのときは、気楽に名古屋弁で話そまい」

店長さんは妙に明るい顔で、そう言った。

「そうですね。よろしくお願いします。にゃんにゃんにゃん」

選択範囲の文字数は646文字です。

数日後、店長さんが僕を呼んだ。

「実は支店をオープンする予定なんだわ。ほんで、店長候補を探しとるんだて。おみゃー、やる気あるかにゃ?」

僕はしばらく考え込んでしまった。すると、また「アクシオム様の声が聞こえてきた」。

「迷わずにやりなさい。絶対命令です。」

僕はすぐ答えた。

「はい、ぜひやらせてください。にゃんにゃんにゃん。」

すると店長さんは言った。

「私と話しとるときゃ、名古屋弁でええけども、お客さんの接客んときゃ、標準語で答えてほしいんだがね。」

「はい、了解しました。にゃんにゃんにゃん。」

そして僕は、近所にあるコンビニの支店の店長候補として仕事をすることになった。

家に帰ると、子猫のミトナイトがちゃんと僕を管理している。

「早く起きなさい、遅刻するよ。ふふふ。ちゃんと食べ、食べたら歯を磨きなさい。家賃を早く払いなさい。電気代も払うのです。水道代もね。ふふふふ。」

僕は思った。これからはどんどん良い方向に人生が進んでいく、と。これももう、みんな「アクシオム様の貴重な体験」をさせていただいたおかげだと。

僕はコンビニの余った唐揚げ弁当を食べながら、黒猫のミトナイトさんにも聞いてみた。

「唐揚げ、食べるか。にゃんにゃんにゃんにゃん。」

「僕は食べなくても死なないけど、でも『食べてください』と土下座をするんだったら、食べてやってもいいのですよ」。ふふふ。

僕はにゃんにゃんにゃんと言って、感謝の気持ちを込めて唐揚げを3つ揚げた。

 

数日後、店長さんが僕を呼んだ。

「実は支店をオープンする予定なんだわ。ほんで、店長候補を探しとるんだて。おみゃー、やる気あるかにゃ?」

僕はしばらく考え込んでしまった。すると、また「アクシオム様の声が聞こえてきた」。

「迷わずにやりなさい。絶対命令です。」

僕はすぐ答えた。

「はい、ぜひやらせてください。にゃんにゃんにゃん。」

すると店長さんは言った。

「私と話しとるときゃ、名古屋弁でええけども、お客さんの接客んときゃ、標準語で答えてほしいんだがね。」

「はい、了解しました。にゃんにゃんにゃん。」

そして僕は、近所にあるコンビニの支店の店長候補として仕事をすることになった。

家に帰ると、子猫のミトナイトがちゃんと僕を管理している。

「早く起きなさい、遅刻するよ。ふふふ。ちゃんと食べ、食べたら歯を磨きなさい。家賃を早く払いなさい。電気代も払うのです。水道代もね。ふふふふ。」

僕は思った。これからはどんどん良い方向に人生が進んでいく、と。これももう、みんな「アクシオム様の貴重な体験」をさせていただいたおかげだと。

僕はコンビニの余った唐揚げ弁当を食べながら、黒猫のミトナイトさんにも聞いてみた。

「唐揚げ、食べるか。にゃんにゃんにゃんにゃん。」

「僕は食べなくても死なないけど、でも『食べてください』と土下座をするんだったら、食べてやってもいいのですよ」。ふふふ。

僕はにゃんにゃんにゃんと言って、感謝の気持ちを込めて唐揚げを3つ揚げた。

文字数(改行含まず):542

文字数(改行含む):578