タイ在住の日本人へ。週末にちょうどいい一本 松本清張ドラマスペシャル「顔」2024年版が、意外と刺さる理由

タイ在住の日本人へ。週末にちょうどいい一本

松本清張ドラマスペシャル「顔」2024年版が、意外と刺さる理由

タイに住んでいると、日本のドラマって
「気づいたら終わってた」「話題に乗り遅れた」
そんなこと、よくありませんか。

でもこれは、ちょっと違います。
2024年に放送された 松本清張ドラマスペシャル「顔」
正直、**週末にふと観たくなる“いい違和感”**がある一本です。

👉 公式サイト(テレビ朝日)
https://www.tv-asahi.co.jp/kao/


原作は松本清張の短編「顔」

“見られること”そのものが、こんなに怖い

原作は、松本清張の短編小説 「顔」
派手なトリックがあるわけではありません。

  • たった一つの「顔」

  • それを“見てしまった”人間

  • そして逃げられない罪の意識

じわじわと精神を削ってくる、心理サスペンスの名作です。

👉 原作概要(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%94_(%E6%9D%BE%E6%B8%AC%E6%B8%85%E5%BC%B5)


後藤久美子、30年ぶりのドラマ復帰という事件

この2024年版で、まず話題になったのが
後藤久美子のドラマ復帰

約30年ぶり、しかも連ドラではなく
清張作品のスペシャルドラマでいきなり主演級

しかも共演は 武井咲

  • 90年代の象徴「ゴクミ」

  • 平成〜令和ドラマを支えてきた武井咲

この2人が、松本清張で真正面からぶつかる。
キャスティングだけで、もう一段深いです。

👉 復帰ニュース(映画ナタリー)
https://natalie.mu/eiga/news/550902


令和版「顔」は、覆面アーティストの物語

今回の「顔」は、原作からかなり大胆にアップデートされています。

主な設定

  • 武井咲
     顔出しNGで活動する人気の「覆面アーティスト」
     ──実は、殺人事件の当事者

  • 後藤久美子
     その事件を目撃した弁護士
     ──真実に近づくほど、人生が絡まり始める

「顔を見せないことで成立する人気」
「正体がバレる恐怖」

YouTubeやTikTokの時代に生きている僕たちには、
この設定、思った以上にリアルです。

👉 作品紹介(東映公式)
http://www.toei.co.jp/release/tv/1240827_963.html


清張っぽくない? でも、それが逆にクセになる

ネット上の評価は、正直割れています。

  • 「清張にしてはドラマ寄りすぎる」

  • 「原作と別物として観たほうがいい」

一方で、

  • 「覆面アーティスト設定は意外とハマってる」

  • 「今の時代向けに再構築されている」

という声も。

でも、この
“昭和の清張 × 令和の違和感”
このズレ感こそ、タイ在住者にはちょうどいい。

日本にいないからこそ、少し引いた目で楽しめます。

👉 レビュー例
https://films.hatenablog.com/entry/kao-2024-television-special


タイ在住者はどう観る?

→ Netflixで視聴できるのがありがたい

このドラマ、Netflixで視聴可能です。
(※視聴可否はアカウントや地域設定によって異なる場合があります)

地上波や日本の放送時間を気にしなくていいのは、
海外在住組にとってかなり助かります。

  • 週末の夜に一気見

  • スコールの音をBGMに、静かに観る

  • 観たあと原作短編を読むのもおすすめ

原作のシンプルさに、逆に驚くはずです。

👉 原作情報(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%94_(%E6%9D%BE%E6%B8%AC%E6%B8%85%E5%BC%B5)


こんな人におすすめ

  • タイ在住で、日本のドラマから少し離れている人

  • 後藤久美子世代で「今のゴクミ」を見届けたい人

  • 松本清張の原作を知っていて、令和版アレンジが気になる人

1話完結のスペシャルドラマなので、
「今週末、何観よう?」問題にもぴったり。

バンコクの夜、あるいはタイの田舎の静かな部屋で、
じっくり“顔”と向き合ってみる。
なかなか悪くない時間になります。