🌴タイの片隅で観る、日本の重たい愛 映画『ユリゴコロ』が、意外と心に残る理由

🌴タイの片隅で観る、日本の重たい愛
映画『ユリゴコロ』が、意外と心に残る理由
タイで暮らしていると、どうしても明るいタイ映画や軽めのラブコメに手が伸びがち。
でもたまに、「人間の闇」や「湿度高めの日本らしさ」をじっくり浴びたくなる夜、ありませんか。
そんなときにおすすめしたいのが、
**吉高由里子主演のサスペンス映画『ユリゴコロ』**です。
▶ 作品情報はこちら → 映画.com|ユリゴコロ
📓『ユリゴコロ』ってどんな映画?
原作は、沼田まほかるによる同名ミステリー小説。
本屋大賞にもノミネートされたベストセラーで、
映画版は2017年に公開されました。
キャストがまた強い。
-
吉高由里子
-
松坂桃李
-
松山ケンイチ
この3人が揃って「静かな狂気」と「不器用な愛」を演じるのだから、
重くならないわけがありません。
▶ 原作・映画概要 → Wikipedia|ユリゴコロ
🔍 ざっくりあらすじ(ネタバレなし)
主人公・亮介(松坂桃李)は、高原でレストランを営む青年。
婚約者・千絵との結婚を控え、人生は順調……のはずでした。
ところが、
-
婚約者が突然失踪
-
父親の末期がんが発覚
一気に現実が崩れ落ちます。
混乱の中、実家の押し入れで見つけたのが
「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノート。
そこには、
「人の死によってしか心が安定しない女」
美紗子(吉高由里子)の半生が、淡々と綴られていました。
これは創作なのか、それとも実話なのか。
そして、自分の家族とどうつながっているのか──。
ノートを読み進めるうちに、
過去と現在が、少しずつ不気味につながっていきます。
▶ 作品解説 → mihocinema|ユリゴコロ
🎯 この映画が刺さるポイント
『ユリゴコロ』は、いわゆる「連続殺人サスペンス」ではありません。
もっと人間くさくて、やっかいです。
●「生まれつきの闇」は、愛で変われるのか
死に惹かれてしまう美紗子が、
ある出会いをきっかけに必死でもがく姿は、
ホラーというより切ない人間ドラマ。
▶ 考察記事 → hogeru|ユリゴコロ考察
● 家族は「血」か、「今」か
過去にどんな秘密があっても、
「今ここにある関係」は信じていいのか。
この問いが、じわじわ効いてきます。
▶ レビュー → はてなブログ|ユリゴコロ感想
● 演技が、とにかく強烈
吉高由里子の静かな狂気、
松山ケンイチの不器用な優しさ、
板挟みになる松坂桃李。
派手さはないのに、
観終わったあと、ずっと残るタイプの演技です。
※グロい描写も少しあるので、
晩ごはん中の視聴はあまりおすすめしません。
🌧 タイ暮らしだからこそハマる理由
バンコクの渋滞や、イサーンののどかな田園風景。
そんな環境にいると、日本特有の
「湿度高め・感情重め」な作品に触れる機会は意外と少なめ。
『ユリゴコロ』は、その日本の空気感を
約2時間で一気に浴びせてきます。
-
雨季の外出しない昼下がり
-
エアコンの効いた部屋でひとり鑑賞
-
観終わったあと、身近な存在が少し大切に思える
「今日はメンタル安定してるし、重いのもいけるな」
そんな日に選ぶのがちょうどいい一本です。
▶ レビューまとめ → 映画.com|レビュー
👀 こんな人におすすめ
-
サイコパス系より「人間ドラマ寄りの闇」が好き
-
『怒り』『冷たい熱帯魚』が刺さった
-
タイ暮らしで、日本映画の“重さ”が恋しくなってきた
観終わったあと、
**自分にとっての「ユリゴコロ(心が揺れたポイント)」**を
考えてみるのも、この映画の楽しみ方です。








ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません